万年頭痛に悩まされていた私が頭痛薬を手放せた

 情報系に携わっていた私は、大学時代から就職してからも1日中パソコンと向かい合う生活を送っていました。その結果肩こりと首こり、さらにはそれに伴う頭痛にひどく悩まされていました。毎日その様な状態のせいか、自分は頭痛もちなのだと諦めて生活を送っていました。当時はまだ若かったこともあり仕事での人間関係などといった悩みの種の方が深刻なのでした。

 結婚して仕事を辞めると、パソコンをする機会は減り、それと同時に肩こりや首こりからも随分解放されました。まだ、その頃はガラケーの時代で、スマホが主流の現在の様にストレートネックになる心配もそこまでありませんでした。それから、妊娠、出産を経て、今度はおんぶや抱っこによる肩こりに悩まされることになりました。ただ、この時も初めての赤ちゃんということもあり、毎日なんとか無事に過ごすことで頭がいっぱいで、自分のことまで気が回りませんでした。授乳をしていたため、頭痛が起きても、薬は飲めず、どんなに辛くても我慢するしかなかったのです。

 そして2人目の子供が生まれ、3歳になった時から、パソコンを使った在宅ワークをするようになりました。育児と仕事を両立しながら、パソコンと向き合う日々は思ったより過酷でした。どんどん肩こり、首こりがひどくなり、とうとう吐き気を伴う頭痛に見舞われるようになり、かかりつけ医のドクターに相談して筋緊張性頭痛」に効果のある頭痛薬を処方してもらい、それを飲んでは痛みを誤魔化す様な日々を送っていました。

 ある時、それが日常化してしまい、薬に依存している自分に気付きました。薬がないと不安で、出かけた時にも薬を忘れてしまうと、『早く帰りたい。薬がいつ切れるか、頭痛が襲ってきたらどうしよう』と頭痛よりも心の病の方が強くなっていた日々でした。

奇跡的な出会い

 ある日友達と久々に会い、その悩みを打ち明けました。「良い接骨院を知っているわよ、私もよく行くの。」と教えてくれ、藁にもすがる気持ちで門をくぐりました。マッサージ、整体、鍼灸など、様々なコースが選べるようになっている接骨院でした。自分がどれを選ぶかというよりは、問診を元に身体の不調に合うコースを選んでくださいました。私の場合は、体のゆがみが激しく、全身の凝りもひどかったので、全身のゆがみを取るバランス調整を兼ねた整体とマッサージをしていただくことになりました。

 女性の整体師さんあったこともあり、話しやすく、緊張もせずにいられることで、心がほぐれました。体を強く押したり、バキバキ鳴らしたりという様な施術内容ではなく、様々な関節を回したり、撫でたりするというようなものでした。それまでのマッサージは、とにかく強く押す、揉むなどであったため、『こんな軽い力で撫でるくらいで、何か変わるのだろうか』と半信半疑でした。しかし、終わる頃には、体がぽかぽかして、首を回してみると、引っかかるところなく可動域が広がっているのが分かりました。さらには体が非常に軽いのです。整体師さんによると、「一度ゆがんだ状態で癖がついてしまった体は、またゆがんだ状態に戻りたがる」とのことだったので、週に2回の通院を勧められました。保険が効かない施術なので、お財布に取っては痛かったですが、『これで体が楽になるなら』との思いで、しばらく続けることにしました。

 通いはじめてしばらく経った頃、気付くと手放せなかった頭痛薬を飲まない日があることに気付きました。体が元気で、何をするにも動くのが億劫だったことが嘘のように、積極的に動けるようになりました。その後は週に1回の通院となり、慣れると隔週の通院になり、と間隔が空いても体の状態は良いままです。そのおかげで姿勢もよくなり、肩こりや首こりからも解放され、頭痛薬が手放せないと悩んでいた自分がまるで嘘のようです。

 今では『あの時もし接骨院に行っていなかったら』と考えるだけで恐ろしいです。蓄積した凝りやそれに伴う頭痛は解決しないものと諦めかけていましたが、思いきって行ってみて本当に良かったと思っています。

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